ニワトリの死骸から鳥インフルエンザウイルス検出、1万7000羽を殺処分―香港

Record China    2011年12月22日(木) 16時7分

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21日、香港特区政府魚農自然護理署は、区内の家禽卸売市場でニワトリの死骸からH5N1型鳥インフルエンザが検出されたことを受け、同市場の約1万7000羽を殺処分した。

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2011年12月21日、香港特区政府漁農自然護理署は、九龍西部の深水●(サムスイポー/●=土へんに「歩」)区長沙湾の家禽卸売市場で、ニワトリの死骸からH5N1型鳥インフルエンザが検出されたことを受け、同市場の約1万7000羽を殺処分した。新華ネットが伝えた。

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ニワトリの死骸はごみ箱に捨てられていた。そのため、仕入先は特定されていないという。

香港特区政府食品・衛生局のヨーク・チョウ局長は20日深夜、鳥インフルエンザウイルスが強毒の高病原性だったため、警戒レベルの引き上げを発表した。

さらにチョウ局長は、「問題の市場を2012年1月12日まで封鎖する。21日より、香港内の全市場で生きたニワトリの販売を停止し、地元養鶏場からの出荷とひよこの輸入を3週間停止する」と話した。

この3週間の間に漁農自然護理署職員は香港内の全養鶏場を視察し、サンプル検査を行うという。中国本土から香港へ供給している養鶏場では、現段階で異常は確認されていない。

香港は2008年12月にも鳥インフルエンザに感染したニワトリが約60羽見つかり、当時、約9万羽を殺処分した。(翻訳・編集/内山

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