ビザ免除国増えず「使いづらい」中国のパスポートとエクアドルの失敗―中国メディア

Record China    2011年12月20日(火) 11時12分

拡大

15日、網易は、中国のパスポートが「使いづらい」問題を取り上げた。中国国民にビザ免除措置を導入したエクアドルの失敗を紹介している。写真は中国のパスポートと香港・マカオ通行証。

(1 / 7 枚)

2011年12月15日、網易は、中国のパスポートが「使いづらい」問題を取り上げた。

その他の写真

先日、ゲイリー・ロック駐中国米国大使は、米国入国ビザを申請した中国人が今年100万人を突破したことを明かした。米国だけではない。今や中国人にとって海外旅行は珍しい話ではなくなった。しかし、だからこそ、なお中国のパスポートの使いづらさがよく分かるようになってきた。

米国民に対してビザ免除政策を実施している国は150カ国以上に及ぶ。一方で米国がビザ免除の対象としている国はわずか36カ国だけ。もちろん中国は入っていない。中国国民に対してビザ免除措置を導入している国は74カ国あるが、ほとんどがアフリカや東南アジアの途上国だ。

数少ない例外にエクアドルがあった。2008年6月20日、同国は中国を含むすべての国にビザ免除措置を導入すると発表した。ところがそれから半年の間に1万1000人の中国人が入国したが、出国したのは4000人弱。他国への不法移民の経由地にされている可能性もあるとして、約半年後の12月に中国人に対するビザ免除措置は取り消された。エクアドルの事例もあり、経済大国となった今も中国人に対するビザ免除措置導入国はなかなか増えない。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携