漢族学生とチベット族学生が集団乱闘、機動隊が出動する騒ぎに―四川省成都市

Record China    2011年12月16日(金) 19時8分

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14日、四川省成都市の中等専門学校で漢族とチベット族の学生による1000人規模の集団乱闘事件が発生し、機動隊が数百人も駆けつける騒ぎとなった。

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2011年12月14日、四川省成都市の中等専門学校で漢族とチベット族の学生による1000人規模の集団乱闘事件が発生し、機動隊が数百人も駆けつける騒ぎとなった。15日付で台湾・中央通訊社が伝えた。

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事件が起きたのは14日晩。チベット族の学生のケンカを止めに入った漢族の学生が殴られたことがきっかけだった。これに不満を覚えた別の漢族の学生が応戦。人数は徐々に膨れ上がり、あっという間に1000人を超え、チベット族の学生を取り囲み集団で殴りかかるという事態に発展した。

勢いはこれに止まらず、教室では椅子や机がめちゃくちゃに倒され、学校幹部の車も破壊された。チベット族学生の宿舎も襲われ、駆けつけた機動隊のパトカーも壊された。数百人の機動隊員が警棒で双方の学生を引き離そうとした際、かなりの数の学生がケガを負った模様だ。

騒ぎは翌15日になっても収束せず、一部の漢族学生と機動隊によるにらみ合いが続いた。事件のあった学校は鉄道に関する技術を学ぶ中等専門学校「成都鉄路工程学校」で、同校にはチベット族学生専用のクラスが設けられている。普段から漢族学生との間でトラブルがあったようだ。(翻訳・編集/NN)

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