「ファシズム的管理」で女性300人に売春を強要、主犯格の女の死刑を執行―重慶市

Record China    2011年12月9日(金) 20時25分

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7日、中国・重慶市で大規模な売春組織を15年間も運営していた女の死刑が執行された。女性を監禁して売春を強要する手口の残忍さを地元メディアは「ファシズム的管理」と報じている。写真は昨年3月、地裁に移送される主犯格の女を含む売春組織のメンバー30人。

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2011年12月7日、中国・重慶市で大規模な売春組織を15年間も運営していた女の死刑が執行された。女性を監禁して売春を強要する手口の残忍さを地元メディアは「ファシズム的管理」と報じている。8日付で中国紙・法制日報が伝えた。

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死刑が執行されたのは重慶市内の複数の拠点で1994年から2009年に摘発されるまでの15年にわたり、売春組織を運営していた王紫綺(ワン・ズーチー)。この間、300人を超える女性が売春を強要されていた。

女性が逃亡したり情報を漏らしたりしないよう、徹底した管理が行われた。身分証明書を取り上げ、「家族に危害を与える」と脅迫。売春で得た報酬は一銭も渡さず、女性たちを同じ宿舎に寝泊まりさせ、24時間監視した。

当局の「ガサ入れ」を乗り切るための定期訓練を行い、不合格者には殴るけるの暴行、数日間食事を与えず真っ暗な“独房”に閉じ込めるという見せしめも行った。暴行の末に死亡した女性は直ちに火葬され、精神に異常をきたした女性はこっそり捨てられた。

主犯の女の死刑が執行されたことで、事件は一応の決着となったが、いまだに7人の女性の行方が分かっておらず、警察が全力で捜索に当たっている。(翻訳・編集/NN)

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