韓国の大学生、仮想通貨投資に失敗し自殺、一時は10倍に高騰も―中国メディア

Record China    2018年2月4日(日) 23時20分

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2日、中国メディアの鳳凰網は、韓国で仮想通貨の暴落をきっかけに男子大学生が自殺するという事件が起きたと伝えている。写真は釜山。

2018年2月2日、中国メディアの鳳凰網は、韓国メディアの報道を引用し、韓国で仮想通貨の暴落をきっかけに男子大学生が自殺するという事件が起きたと伝えている。

韓国・聯合ニュースによると、自殺したのは釜山市に住むソウル大2年生で、2000万ウォン(約200万円)を元手に仮想通貨に投資していた。仮想通貨の価値は一時10倍の2億ウォン(約2000万円)にまで高騰し、多額の含み益があった。だが昨年末の暴落で利益ばかりか元手まで全てなくしてしまい、うつ病になっていたという。

大学を休学して実家に戻り、精神科にかかり抗うつ薬を服用するなど治療を続けていた。だが先月31日、母親が男性の自室で遺体を見つけた。警察は仮想通貨以外にも自殺の原因がなかったか調べている。

韓国は、ビットコインだけでも所有者が100万人の上るほどの仮想通貨取引大国だ。仮想通貨をきっかけに自殺した例はこれが初めてだが、同様の事例は今後も起きるのではないかとの声もあるという。(翻訳・編集/岡田)

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