本当の日本の姿を中国に!日本ドキュメンタリー映画上映会が開催―北京市

Record China    2011年12月2日(金) 14時55分

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2日、日本ドキュメンタリー映画の上映交流会「2011REAL」が北京市内の中央戯劇学院・北劇場で開催される。

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2011年12月2〜4日の3日間、日本ドキュメンタリー映画の上映交流会「2011REAL」が北京市内の中央戯劇学院・北劇場で開催される。本当の日本の姿を中国の若者たちに知ってもらおうと、2008年に開催され好評を博したドキュメンタリー映画交流会「REAL」の第2弾。「北京メディアウオッチ」が伝えた。

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2日夜の開幕式には、女優・作家・アーティストとマルチな才能で 「80後(バーリンホウ、1980年代生まれ)」を代表する田原(ティエン・ユエン)、中国で活躍する日本人俳優の矢野浩二らが出席する。

また、日本から来訪の澄川嘉彦監督(「大きな家」「タイマグラばあちゃん」)、纐纈あや監督(「祝の島」)、森元修一監督(「大津波のあとに」) が作品上映後、会場の観客や中国側ゲストと交流する 「Q&Aセッション」も予定されている。

東日本大震災によって日本人は精神的にも物質的にも大きなダメージを受け、未来に対する不安を抱え、人生の目的を見失っている人は少なくない。その一方で、今多くの日本人が「本当に大切なもの」を見つけ出そうと動き出し始めている。日本のドキュメンタリー映画の上映を通じて、めまぐるしく変化し、揺らぐ現実の中の、揺るがない真実について、そして日本と中国の未来について、両国の若者同士が考える。

詳細は以下の通り。

【上映日時・場所】

日時:2011年12月2〜4日(2日18:00〜、3日14:00〜、4日15:00〜)

場所:中央戯劇学院・北劇場(北京市東城区北兵馬司胡同1号院)

入場料無料

【上映作品】

日本の最新ドキュメンタリー5作品を上映

「大津波のあとに」(監督:森元修一/2011年/74分)

2011年3月11日に発生した東日本大震災。その2週間後の仙台、東松島、石巻を撮影。中でも、児童108人中74人が津波にのまれてしまった石巻市大川小学校を中心に描き、日本各地で反響を呼んでいる。 今回の“震災後”を記録した最新のドキュメンタリー。

「祝の島(ほうりのしま)」(監督:纐纈あや/2010年/105分)

原子力発電所建設反対を28年間続ける島民たちの四季を2年に渡り密着した、今年日本で一番の注目作。

「タイマグラばあちゃん」(監督:澄川嘉彦/2004年/110分)

早池峰の山ふところで、味噌作りをするばあちゃんとじいちゃんの日々を綴った15年間のいのちの記録。2008REALで大好評、お客さんのリクエストに応えて今回も再上映!

「大きな家」(監督:澄川嘉彦/2009年/107分)

「タイマグラばあちゃん」の澄川監督の最新作。都会を離れ、タイマグラの山奥で生活する澄川家の子供たちが大自然に触れながら成長していく7年間の記録。

「私たちの時代」(監督:今村亮/2010年/110分)

2007年能登半島地震後、絶望と落胆する町の中で、地元の女子ソフトボール部員たちが胸を張って駆け抜けて行く3年間の軌跡を追った感動作。

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