2011年11月28日までに、上海初となる電動自動車（EV）の専門販売店、高瞻新能源汽車4S店が上海国際汽車城内にオープンした。中国の各メディアが伝えた。

上海国際汽車城（集団）有限公司の栄文偉総経理は、「試乗体験センターでは、すでに6000人もの人がEVに試乗した。アンケートに回答した約800人のうち40％ほどが購入したいと回答している」と述べ、消費者の関心の高さを伺わせた。

高瞻電動車の曾祥奕董事長によれば、11年中に同市嘉定区だけで770カ所の充電スポットが完成する予定で、12年には市内全体で2万5000カ所が完成する計画だ。また販売店でも自宅や勤務先への充電コンセント工事を手配しているという。

同店では栄威、奇瑞、衆泰などのEVを扱っているが、価格は最低でも16万元以上で、中心は20万元程度と一般のガソリン車より高めの設定となっている。しかし購入時には政府からの購入補助金6万元を受け取れるほか、今後上海市独自の補助金政策が始まれば、店側が申請手続きを行い差額を返金するので、安心して購入して欲しいとアピールしている。（翻訳・編集/JX）