ベトナムが国防費大幅増、南シナ海問題で中国けん制か―露メディア

Record China    2011年11月27日(日) 13時26分

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24日、ベトナム政府は来年度予算で国防費に前年度比35%増の22億7000万ドルを計上すると決めたことが分かった。写真は09年6月、初訪中したベトナム海軍。

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2011年11月24日、中国・新華網によると、ロシア世界武器貿易分析センターの公式サイトは同23日、「ベトナム政府は来年度予算で国防費に、前年度比35%増の22億7000万ドル(約1764億円)を計上することを決めた」と伝えた。歳出全体の8%に当たる大幅な軍備増強。南シナ海周辺での活動を活発化する中国をけん制する意図がある模様だ。

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欧米の専門家は、「ベトナムの大幅な軍備増強は、南シナ海での中国の動きと深く関係している」と指摘。石油・天然ガス資源の権益確保に向け、ベトナム政府は引き続き周辺地域で軍備増強を進めると予測される。また同政府は合わせて、2020年までの国家戦略として、国軍の近代化を重点目標に掲げた。

一方、ロシアはベトナムにとって最大の武器供給国。10年までの8年間、ベトナム武器市場の87.4%を独占。その割合は14年までに97.5%まで上昇すると予測され、中越関係の動向がロシア武器産業の先行きにも影響しそうだ。(翻訳・編集/AA)

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