「刑務所よりもひどいメニュー」平昌五輪スタッフの怒りが我慢の限界に=韓国ネットも批判「“平壌”五輪だから仕方ない」

配信日時:2018年1月29日(月) 12時20分
「刑務所よりもひどい食事」平昌五輪スタッフの怒りが我慢の限界に
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29日、韓国メディアはこのほど、韓国大統領府が公式サイトで運営する国民請願掲示板に「平昌五輪スタッフたちのごみのような食堂、改善が急がれる」との内容が書き込まれたと報じた。写真は韓国大統領府。
2018年1月29日、韓国・ソウル新聞はこのほど、韓国大統領府が公式サイトで運営する国民請願掲示板に「平昌五輪スタッフたちのごみのような食堂、改善が急がれる」との内容が書き込まれたと報じた。

書き込みは10年間スノーボード選手として活動し、その後は関連職種に就いているという人物が投稿したもので、「平昌五輪組織運営委員会に所属するスタッフの多くが冬季スポーツを愛する純粋な気持ちで仕事をしている」との言葉で始まる。その後「マイナス20度以下の厳しい寒さの中で働いているが、スタッフに提供される食事を見て衝撃を受けた」とし、「誰もが知る大企業が運営する8000〜1万3000ウォン(約800〜1300円)の食事だが、まるでごみのようなメニューだ」と批判。さらに「スタッフの間では“平昌刑務所”との言葉までが出てくるほど」と明かし、「国の仕事をする人たちが軍隊以下の待遇を受けるのは理解ができない。今すぐに改善してほしい」と訴えている。

この文章と共に掲載された写真には紙皿に盛られた食パン2枚、こんにゃくとうずらの卵の煮物、キャベツの千切り、わかめスープが写っている。写真は平昌五輪のスノーボード競技場建設分野で国内技術契約職(NTO)として働く知人が撮影したものだという。これについて、知人は「とても食べられたものじゃない。勤務初日から質と量が不十分なメニューが続いており、韓国人スタッフはもちろん、外国から派遣されたスタッフからも不満が続出している。特に食パンはカチカチに固まっていて、力を入れるとボキッと割れるほどだった」と話したという。

これに対し、スタッフの食事を提供する業者側は「写真に写っているのはメニューの一部に過ぎない。他にもロールパンやいちごミルク、揚げ餃子などもあった」と反論しているが、食パンについては「厳しい寒さのため一部が凍ってしまった」と認めた。

また、別の業者の関係者は「価格はやや高めに設定されているが、五輪組織委員会が設備費や人件費などを考慮して決めたもので、過去の五輪と同水準。紙皿を使用しているため質素な印象を与えるかもしれないが、これも衛生面を考慮した組織委員会の指示」としつつも、「質に対する指摘を受け、サラダやヨーグルトなど単品価格を20%ほど引き下げる案を検討している」と説明したという。

この報道に、韓国のネットユーザーからも「仰天だ」「一体どれほどの金をくすねた?国際大会の食事がこんな状態だなんて」「恥ずかしい。外国人たちはどう思うだろう?」など驚きの声が相次いでいる。

また、韓国政府に対し「北朝鮮の視察団にはホテルの最高級メニューを提供したくせに」「大統領府の職員にも同じメニューを提供するべき」と批判の声や、「材料費を節約し、浮いたお金を金正恩(キム・ジョンウン)にあげるのでは?」と指摘する声、「仕方ない。今回の大会は平昌五輪ではなく“平壌”五輪だから」「北朝鮮が開催する大会だから食事も北朝鮮レベル」と皮肉る声も見られた。(翻訳・編集/堂本
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