2011年11月23日、米調査会社ストラテジー・アナリティクス（Strategy Analytics）は、2011年の第3四半期（7〜9月期）で、中国が米国を抜き、スマートフォン出荷台数で初の世界一になったと発表した。新京報が伝えた。

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中国の第3四半期スマートフォン出荷台数は2390万台で、前回調査比で58％増加した。一方米国は7％下落し、2330万台にとどまった。

携帯電話メーカーが顧客との長期契約を目的に補助金を出したことや、iPhoneに加えて中国の中興通迅（ZTE）などが低価格のAndroidスマートフォンを売り出したことが、中国の躍進を後押しした。

ストラテジー・アナリティクスによると、中国の優勢は持続がむずかしい。第3四半期で米国が不調だったのは、消費者がiPhoneの新機種発売を待っているからであり、第4四半期は米国が再び首位の座を奪い返す可能性が高いとしている。

さらに、米国は第3四半期で出荷台数こそ中国に及ばないが、収益は依然首位を守っている。（翻訳・編集/内山）