中国富裕層の国際イメージは「ぜいたく品大量買いの成金」―中国メディア

Record China    2011年11月19日(土) 14時4分

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16日、中国社会科学院当代中国研究所の研究員補佐は現代の中国人富裕層の国際イメージについて、「ぜいたく品大量買いの成金」というイメージが主流だと語った。写真は遼寧省瀋陽市のルイ・ヴィトン店舗。

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2011年11月16日、「察哈爾(チャハル)公共外交年次大会広州2011」フォーラムで、中国社会科学院当代中国研究所の任晶晶(レン・ジンジン)研究員補佐は現代の中国富裕層の世界的なイメージについて言及した。17日付で南方網が伝えた。

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今年の「胡潤(フージワーフ)長者番付」のデータでは、上位の百億長者は127人と一昨年比62人、昨年比30人と増加し続けている。胡潤研究院によると、中国はすでに世界で兆級富裕層が最も多い国になっており、表面化していない富裕層も加えると、中国にはおよそ300人を超える百億長者が存在し、10億元(約120億円)以上の資産を持つ富裕層は2010年の4000人から現在は7500人まで増加している。

任氏によれば、中国の富裕層は3タイプに分類できるという。「たたき上げ型」は浙江省や広東省の企業家が代表的な例だ。彼らは裸一貫から富を築き上げた。「天下りビジネス型」は共産党体制内部から商売を始めた、共産党幹部という顔も持つ政治とビジネスの複合型だ。「共産党大幹部型」は共産党の大幹部一族で許認可が必要な業界に従事している。インフラ、エネルギーなどはほとんどがこの「共産党大幹部型」一族が仕切る分野で、不動産業も人気が高い。

また、中国の富裕層の国際社会でのイメージも3タイプに分類できるとした。「伝統的な中国人紳士」タイプはおとなしく、言行は慎重だ。「イメージ大使型」は大げさな言動が目立つ。最も主流のイメージは「成金型」で、誇張が目立ち、個性が強い。ぜいたく品を追い求め、どこでも自己主張するぜいたく品大量買いの成金タイプだ。(翻訳・編集/渡邊英子)

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