2011年11月14日、台湾の聯合新聞によると、ロシアの国営テレビ局The voice of Russiaは、「朝鮮半島が統一すれば、韓国の経済と技術力、そして北朝鮮の核開発における潜在能力が結合し強大な国家が生まれる」と分析した。同局はさらに、日本や中国などの近隣国はこのような強大な統一国家が出現するのを望んでいないと指摘した。

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記事によると、韓国政府はすでに南北統一に向けた準備にとりかかっており、李明博大統領も統一財源のための「統一税」の必要性を提起。ある分析資料によれば、南北統一が20年以内に実現した場合、少なくとも500億ドルが必要になるが、統一作業に30年以上かかった場合は5兆ドルが必要になるという。そのような中で、ドイツの例にならい、統一税と国内外からの寄付金により「統一基金」を設立する可能性がとりざたされている。

記事は同時に、当時のドイツと朝鮮半島の置かれている環境の違いも指摘。「ドイツではベルリンの壁を崩せば統一が実現したが、朝鮮半島の場合は南北共に相手を吸収したいと思っている」と指摘した。（翻訳・編集/津野尾）