違法操業の中国漁船への取り締まりを強化、韓国当局が法改正の動き―韓国メディア

Record China    2011年11月15日(火) 5時34分

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13日、韓国の排他的経済水域(EEZ)で目の細かい網を使い稚魚まで捕り尽くす中国漁船に対する取り締まりを強化するため、当局が法改正を検討していると韓国メディアが報じた。写真は10月、浙江省台州市で行われた指名手配犯の海上捜索キャンペーン。

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2011年11月13日、韓国聯合ニュースは、韓国の排他的経済水域(EEZ)で目の細かい網を使い稚魚まで捕り尽くす中国漁船に対する取り締まりを強化するため、当局が法改正を検討していると報じた。米華字サイト・多維新聞が伝えた。

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記事によると、現行の法律では中国漁船が韓国の領海内で捕った魚については韓国当局がすべて没収できるが、EEZ内であれば罰金を徴収するだけで釈放しなければならない。だが、中国漁船にとっては捕った獲物を売れば罰金以上の儲けがあるため、痛くもかゆくもない。そのため、EEZ内で捕られた魚も没収できるよう求めた改正案が近く韓国司法当局に提出される見通しだ。

このほか、牟康仁(モ・ガンイン)海洋警察庁長は13日、木浦海洋警察署と警備艇などを視察し、EEZ内で違法操業する中国漁船への取り締まり強化を示唆した。同警察署は黄海の3分の1以上の水域を管轄し、中国漁船の違法操業を取り締まる任務も担っている。牟庁長は「引き続き最大限の努力で海洋主権と漁業資源を守って欲しい」と呼び掛けた。

同警察署が今年1月1日からこれまでに拿捕した「EEZに侵入し違法操業した中国漁船」の数は93隻に上るという。(翻訳・編集/NN)

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