2011年11月12日、結婚生活の上手な送り方を女性に教えるという、中国初となる「太太（奥様）学院」がスタートした。海外での同種の課程が料理や生け花など「女性らしさ」を強調しているのに対し、今回中国で開設された課程は夫が愛人をつくらないようにする予防対策なども含まれるなど、感情などの精神面が重視されている。13日付で北京晩報が伝えた。

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課程には無料講座と有料講座があり、無料講座にはOLとして働いている未婚女性が多く出席しているが、授業料を納める必要のある講座には1000万元（約1億2000万円）以上の世帯資産を持つ既婚女性が多く出席しているという。有料講座の授業料は10万元（約120万円）で、講師と2週間にわたって別荘で生活を送りながら実践的な教育を受けることになる。

多くの場合、夫に愛人ができると、妻が感情的になり極端な行動に出て破局を招くことが多いとされるが、女性が理性的になることで結婚生活に関わるあらゆるケースをコントロールすることができるようになると学校側は説明している。（翻訳・編集/岡田）