宇宙大国になれば、戦車1万台にも勝る国際的地位が得られる―中国紙

Record China    2011年11月5日(土) 6時20分

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4日、中国国防大学の張召忠教授は、中国初のドッキング実験成功を受け、「宇宙大国になれば戦車1万台を作っても得られない国際的地位を手にすることができる」と宇宙開発を推進する意義を強調した。写真は1日、ハルビン市少年センターに設けられた「神舟8号」の模型を見学する子供たち。

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2011年11月4日、中国国防大学の張召忠(ジャン・ジャオジョン)教授は、中国初のドッキング実験成功を受け、「宇宙大国になれば戦車1万台を作っても得られない国際的地位を手にすることができる」と宇宙開発を推進する意義を強調した。環球時報が伝えた。

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3日午前1時29分(現地時間)、1日に打ち上げた「神舟8号」が上空343キロの軌道上で、9月29日に打ち上げた「天宮1号」とのドッキングに成功。中国は米ロに続き、世界で3番目にドッキング技術を獲得した国となった。中国は2020年ごろまでに有人宇宙ステーションを完成させる計画を立てている。

では、そもそも宇宙開発を推進する意義とは何なのか?張教授は「宇宙技術は医療や軍事産業、通信科学技術など様々な分野に応用できる。国民生活に直接的または間接的に返ってくるもの」とした上で、「中国が真の宇宙大国になれば、戦車1万台を作っても得られない国際的地位を手にすることができる」と説いた。

記事はこのほか、甘粛省の大型ロケット発射場、酒泉衛星発射センターの関係者の話として、「米ロなどの宇宙技術先進国家に追いつくよう奮起しなければ、中国は『時代遅れ』になってしまう」と指摘した。(翻訳・編集/NN)

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