欧米の学校で中国語の授業が人気に、中国経済の発展で―英紙

Record China    2011年10月19日(水) 6時45分

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16日、中国経済の発展と共に欧米で中国語への関心が高まり、中国語の授業を設ける学校が増えている。写真はオックスフォード大学。

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2011年10月16日、フィナンシャル・タイムズは欧州の学校で中国語を学ぶ学生が増えていると報じた。17日付で環球時報が伝えた。

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中国経済の急速な発展と共に欧米では中国語への関心が年々高まり、多くの学校に中国語の授業が設けられている。ベルギー・ナミュールの高校では、この秋からベルギーの9校が推進する中国語学習のテストプログラムが行われ、20数人の生徒が参加している。

1997年、米国の高校では、中国語のカリキュラムを設けている学校は300校に1校だったが、米国応用言語学センターがまとめたデータによると、2008年には30校に1校に増えた。この増加が大学進学適性試験(SAT II)を受ける学生の数にも反映され、2001年以来、受験生は50%増え、大学の理事会が開設した上級中国語カリキュラムは2.5倍増加している。

英国の公式データによると、英国の約1/6の学校が現在、それぞれ異なったスタイルの中国語の授業を提供し、中国語はフランス語、スペイン語、ドイツ語に次ぐ4大主要言語の一つとなっている。

ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)言語センターの張新生(ジャン・シンション)主管は「フランスなど一部の国での中国語のニーズは長期的に中国文化に深い興味を持っていることによるものだ。しかし、ロンドンなどで起こっている中国語ブームは功利主義によるもので、中国が世界の新しい主役になったことと関係がある」と述べた。

このほか、重要な要素としては、中国政府が支持する孔子学院の活動の加速化傾向にある。同学院のモットーは中国を世界のソフト・パワーに押し上げることだ。(翻訳・編集/若林亜希)

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