中国のテレビとネットは結婚ビジネスに没頭しすぎ―シンガポール紙

Record China    2011年9月14日(水) 10時10分

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12日、適齢期を迎えた1億8000万人の男女の売れ残り心理を利用したお見合い番組が中国で一大ビジネスとなっている。写真は人気お見合い番組を真似したイベント。

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2011年9月12日、シンガポール華字紙・聯合早報(電子版)によると、適齢期を迎えた1億8000万人の男女の売れ残り心理を利用したお見合い番組が中国で一大ビジネスとなっている。環球網が伝えた。

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最近では、テレビをつければいつでも何かしらのお見合い番組がやっていると言うくらい、沢山のお見合い番組を見ることができる。その多くは、視聴率を得るために派手に演出され、エンターテイメント化されたものが多く、実際に番組で出会い、結婚までこぎつけたカップルはほんの一握りに過ぎない。また、出演者の多くは条件がとてもいいのに結婚相手を見つけられないなんておかしいなどと、やらせを疑う視聴者もいる。しかし、それらの番組の視聴率は緩やかながらも上昇しており、その人気は衰える気配はない。

一方、ネット上の仲人ビジネスも大きな盛り上がりを見せている。出会い系サイトは毎年約60%の急成長を続けている。2010年、ネット上のお見合いサービスを利用した人の数は300万人以上、金額にして10億元(約120億円)が結婚相手を求める独身男女により、注ぎ込まれたことになる。

情報の管理や会員登録の手続き上の問題によるトラブルも多く、まだ完全なものとは言えないが、中国本土に限らず、香港、台湾、シンガポールなどといった周辺の中華圏の国や地域からの加入者も多く、今後ますますの成長が期待できそうだ。(翻訳・編集/AN)

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