日本企業は急拡大するWebを最大限活用せよ=「中国でのブランド力向上の秘訣」セミナー開催へ―東京

Record China    2011年9月9日(金) 5時19分

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中国は世界の経済成長をけん引する最大の担い手に躍り出た。日本企業にとって最も近接する経済大国・中国を自らの広義のマーケットととらえ、そのパワーの積極的な活用が不可欠。現地消費者に効果的にブランドを浸透させ、商品情報を伝えることが重要だ。写真は上海。

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日本経済が少子高齢化や長期デフレで低迷し、欧米経済が失速する中で、中国は世界の経済成長をけん引する最大の担い手に躍り出た。日本経済が「失われた20年」から脱却するためには、最も近接し巨大な中国を自らの広義のマーケットととらえ、その経済力を積極的に取り入れることが不可欠だ。

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中国経済は、昨年の実質成長率が前年比10.3%と予想を大幅に上回る高い伸びとなり、世界第二の経済大国に躍進した。今年に入っても消費拡大や民間設備投資の拡大などにより、高成長が続いている。2011年の経済成長率も10%前後に達するとの見方が大勢だ。

中国では国民の所得が急上昇し、富裕層や中間層が急拡大している。特に若い世代は高学歴化が進み、一人っ子政策のため豊かな家庭環境下で育ち、購買力は旺盛だ。日本をはじめとする外来文化にあこがれ、グルメ、ファッション、新製品、旅行など生活情報に敏感でもある。こうした中国の活況を受け、多くの日本企業や地方自治体が、世界一の人口を有しGDP世界第二位となった巨大な中国市場への進出や中国人観光客誘致を計画している。中国ではインターネット・モバイル人口は今や7億人を突破し、Webサイトやミニブログ、中国版ツイッターなどを通じた口コミ・マーケティングを駆使することによりブランドや商品を認識させることが可能になるという。

以上を背景に、中国市場マーケティング、広告宣伝担当者向け無料セミナーが開かれる。「中国でブランドを浸透させるための最新オンラインマーケティング」をテーマとしたこのセミナーでは、中国で企業のブランディング支援に10年以上携わってきたBILCOM China総経理Tony Lee(トニー・リー)氏と、2011年度より中国で「女性向けノウハウ情報サイトcailinet(ツァイリーネット)」「日本旅行情報サイト(2011年10月公開予定)」を企画・運営している株式会社オールアバウト・グローバル推進室ジェネラルマネージャーの菱倉英一氏が講師を務める。中国の消費者動向、ソーシャルメディアの活用法など、オンラインマーケティングを展開する上で有益な情報を得ることができる。

2011年9月26日(月)午後2時より、ダイヤモンド社石山記念ホール(東京都渋谷区渋谷1-1-8)で。演題はTony Lee(トニー・リー)氏が「中国におけるブランド構築に必要な条件と活用法」、菱倉英一氏が「脱ホームページ主義!中国における専門家の影響力を活用したブランディング手法」。 問い合わせはTEL03-5413-2411。

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