汚職幹部のわいろをオークションで手に入れよう！？―安徽省合肥市

2007年1月29日、安徽省合肥市で、王懐忠（ワンホアイジョン）元安徽省副省長と肖作新（シャオズオシン）元阜陽市長が、わいろとして受け取った一部の高級美術品等がオークションにかけられた。

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元安徽省副省長の王懐忠は2004年、収賄・巨額財産出所不明罪により死刑判決を受けた。資料によると、王は政府要員でありながら職務上の立場を利用して、計517万1000元（約7760万円）を受け取っていたという。

元阜陽市長の肖作新には2000年、収賄容疑で無期懲役の判決が下された。肖とその妻の出所不明の財産は、1800万元（約2億7000万円）余りに達したそうだ。

オークション開始前に、ずらりと並べられた王と肖のかつての所持品が、参加者に公開展示された。このオークションを主催したのは安徽省政府で、こうした方法で幹部の汚職を防ごうという狙いがある。