移植手術で5人にHIV感染の疑い、台湾初のケース―中国メディア

Record China    2011年8月29日(月) 15時52分

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29日、中国・新華社通信によると、台湾大学付属病院でこのほど行われた移植手術で、臓器提供者がHIVに感染していることが事後に判明したことがわかった。資料写真。

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2011年8月29日、中国・新華社通信によると、台湾大学付属病院でこのほど行われた移植手術で、臓器提供者がHIVに感染していることが事後に判明したことが分かった。こうしたケースは台湾で初めて。

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臓器提供者は37歳の男性。台湾・新竹市で今月24日、交通事故のため頭部に外傷を負ったが翌日になって存命の見込みがなくなったため、家族の申し出で臓器を提供することになった。これを引き取ったのは台北市の台湾大学付属病院。その後、男性がHIVに感染していることが分かったが、電話連絡の際の不備により遺体を取り違え、男性の臓器を5人に移植する事態となってしまった。

5人の患者には即座に投薬治療を開始。手術に関わった医師6人にも、今後1カ月は予防のための投薬を行う。病院側はすでに被害者と社会に向けて謝罪を行っているが、医師らは3〜10年の有期刑となる可能性もある。

台湾大学付属病院感染症科の洪健清(ホン・ジエンチン)主任によると、被害者がHIVに感染した可能性については、確定までに1〜2カ月、その後も半年は追跡検査を行うという。(翻訳・編集/愛玉)

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