中国のレアアース輸出規制が「成功」、資源確保のため中国生産にシフトする日本企業―米紙

Record China    2011年8月28日(日) 1時28分

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24日、ニューヨーク・タイムズは記事「レアアースを追って=海外企業が中国生産を拡張」を掲載した。写真は内モンゴル自治区のレアアース鉱床。「盗掘には厳罰処分」との書かれた看板もある。

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2011年8月24日、米紙ニューヨーク・タイムズは「レアアースを追って=海外企業が中国生産を拡張」と題した記事を掲載した。25日付で環球時報が伝えた。以下はその概要。

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日本の昭和電工や三徳、米国のIntermatixなどの企業が中国生産を拡張している。目的はレアアースの確保。中国はレアアース生産量の94%を占め、市場をほぼ独占しているが、近年、厳しい輸出規制を課している。過去2年、輸出限度量は年3万トンと世界需要の約半分に制限された。しかも25%という高い関税が課されている。

こうした状況下において、海外企業もレアアースの安定供給を確保するため、中国への生産シフトを始めている。日本がシェアを独占していたタッチパネル用最上級ガラス、プロ用カメラレンズも、中国への移転が続いているという。(翻訳・編集/KT)

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