中国も「リビア人民の選択を尊重」=従来姿勢から転換、カダフィを見限る―米メディア

Record China    2011年8月24日(水) 13時10分

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22日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカの中国語サイトは記事「カダフィと中国」を掲載した。写真は在中国リビア大使館。緑一色のカダフィ政権の国旗は降ろされ、国民評議会の三色旗に変えられた。

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2011年8月22日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカの中国語サイトは記事「カダフィと中国」を掲載した。

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中国がどのような反応を見せるのか。このテーマは国際的メディアが注目するものとなった。イラク、チュニジア、エジプト、スーダン、リビア、北朝鮮、キューバ。中国はこれらの独裁国を支持しており、反体制派を支持する西側諸国は民主主義に名を借りた覇権主義だと批判していた。

ところが22日、中国は意外な反応を見せる。中国外交部の馬朝旭(マー・チャオシュー)報道官は「我々は最近のリビア情勢の変化に注目している。中国はリビア人民の選択を尊重し、一刻も早い情勢安定化と人民が正常な生活に回帰することを希望する。中国の希望は国際社会と同じものであり、リビアの債権において積極的な役割を果たす」との短い声明を発表した。

「リビア人民の選択を尊重する」という文言は各国メディアで報じられるなど注目を集めている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、中国政府が当初の革命に否定的な態度から転換したと評した。(翻訳・編集/KT)

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