首都制圧に沸くベンガジ市民、「中国は何もしてくれなかった」と不満を露わに―リビア

Record China    2011年8月22日(月) 17時12分

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22日、リビア反体制派の拠点があるベンガジでは市民らが首都トリポリの制圧に歓喜の声をあげているが、一方で中国やロシアなど「中立」を保ってきた国に対する不満も噴出している。写真は3月、反体制派の拠点が置かれたベンガジ。

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2011年8月22日、リビア反体制派の拠点があるベンガジでは市民らが首都トリポリの制圧に歓喜の声をあげているが、一方で中国やロシアなど「中立」を保ってきた国に対する不満も噴出している。香港フェニックステレビ(鳳凰衛視)が伝えた。

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記事によると同日午前3時(現地時間)、フェニックステレビの取材カメラの前に集まった市民らが争うように「中国への不満」を言い出した。それによると、「我々は中国の民衆に問いたい。フランスやイタリアなどはリビア革命を支持してくれたのに、なぜ中国は何もしてくれなかった?」「ロシア、トルコ、中国、シリアの4カ国はなぜ我々を支持しなかったのだ?革命が終わったら必ず問いただしてやる」といったもので、中国の姿勢を強く批判している。

だが、一方でリビア上空の飛行禁止区域設定を問う国連決議で中国が反対票を投じなかったことを評価する声や、「中国は悠久の歴史を持つ強大な国。工業や農業など多くの面で中国の助けを借りたい」「中国と商売したい」との声もあがっていたという。(翻訳・編集/NN)

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