<レコチャ広場>許し難い高速鉄道事故報道、大惨事は慶事へと変えられた―中国

Record China    2011年7月27日(水) 8時3分

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23日夜に発生した中国高速鉄道の脱線事故。きわめて基本的な安全面での機能が果たせなかったという問題はもちろん、事故後の政府の対応も批判の的となっている。写真は26日、事故現場。運行が再開され、残骸の脇を列車が通行している。

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2011年7月23日夜に発生した中国高速鉄道の脱線事故。きわめて基本的な安全面での機能が果たせなかったという問題はもちろん、事故後の政府の対応も批判の的となっている。25日、鳳凰ブログのエントリー「高速鉄道の事故は絶対に悲劇として扱わなければならない」もまた政府発表、官製メディアの報道を批判している。以下はその抄訳。

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今年初頭、「鉄道エンジニアはなぜ高速鉄道に乗ろうとしないのか?」との記事が注目を集めた。定年を迎えたある鉄道エンジニアが「中国高速鉄道には絶対に乗らない」と明言したという。自分が設計した通りに現場では作られていない、エンジニアが問題を指摘しても政府幹部がゴーサインを出してしまうという問題があるからだという。また、三辺プロジェクト(調査しつつ、設計しつつ、同時に工事する)の問題も指摘された。

技術的欠陥を政府幹部が無視したという問題は明らかになっていたのに、結局、省みられることはなかった。それどころか、同じ問題は事故後の報道でも繰り返されている。今度は政府幹部が「迅速な支援を行え」と「果断にも指示を下した」ことが大々的に報じられているのだ。ある記事では事故についての記載は121文字、政府幹部の取り組みについて652字を割いて報道していたという。

このままいけば、今回の悲劇が「政府幹部の果断な指示、迅速な救援、十分な賠償、社会各界の支援」というすばらしいニュースに変わってしまうことは明らかだ。そうさせてはならない。悲劇は悲劇として扱わなければならないのだ。(翻訳・編集/KT)

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