2011年7月20日、イタリア紙コリエレ・デラ・セラによると、サッカー中国スーパーリーグ所属のクラブ・広州恒大は、イタリアが誇る名監督リッピ氏に監督就任を要請した。中国代表監督候補としてもリストアップされているという。網易が伝えた。

【その他の写真】

報道が事実か確かめるべく、記者はリッピ監督と親しい友人にコンタクトした。その人物はリッピ監督が中国代表監督としてのオファーを受けたことを認めたが、すでに拒否したと明かしている。広州恒大のオファーはあったかどうかすらあやふやだが、リッピ監督は欧州での仕事を望んでいると説明している。

リッピ氏以外にもヒディング氏、ファン・ハール氏と大物監督の中国行きのうわさが飛び交っているが、どうやらこちらもうわさだけで終わりそうな気配だ。現在、トルコ代表を率いているヒディング氏は来年の欧州選手権に集中している。その後は英プレミアリーグでの就任が有力だという。ファン・ハール氏も中国に行く意思がないと明らかにしている。

ファンの期待もあってか、中国サッカーを変える大物監督招請のうわさは絶えないが、しばらくの間、実現することはなさそうだ。（翻訳・編集/KT）