中国とパキスタンの緊密関係がインドと米国を困惑させる―英紙

Record China    2011年7月12日(火) 8時0分

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7日、英紙は「中国の実力と南アジア和平」と題した記事を掲載した。写真は上海万博のパキスタン館。

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2011年7月7日、英紙フィナンシャル・タイムズは「中国の実力と南アジア和平」と題した記事を掲載した。10日付で環球時報が伝えた。以下はその内容。

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100年以上前、英国ロシアがアジアの支配権をめぐり駆け引きを展開したが、今、この地域は影響力を弱めている米国と、反対に影響力を増している中国との「戦場」と化している。

インド陸軍北部軍区司令部のパトナイク指揮官は「我々とパキスタンが戦争を始めたら、中国がどのような役割を果たすのか」と話す。インドの政界と軍高官は中国によるパキスタン支援に懸念を示している。支援は巨大ダムやグワダル港の建設、軍事装備の供与、民用核技術の支援など多岐に及ぶ。

米金融コンサルティング大手IHSグルーバルインサイトのアナリスト、James Brazier氏は「中国は米国に代わりパキスタンの長期的な盟友になる」と指摘する。両国間の貿易と投資規模を見れば、米国がパキスタンの重要な盟友という地位を保つ可能性はほぼゼロで、パキスタンも中国に対する好意を全く隠そうとしていないという。(翻訳・編集/NN)

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