中国が無人航空機の開発を加速、国際市場を照準に―米華字メディア

Record China    2011年7月10日(日) 6時18分

拡大

7日、米華字メディア・多維新聞は、中国が軍事用無人航空機の開発を加速し、国際市場を照準にしていると報じた。写真は2010年珠海航空ショーで展示された無人航空機。

(1 / 4 枚)

2011年7月7日、米華字メディア・多維新聞は、中国が軍事用無人航空機の開発を加速し、国際市場を照準にしていると報じた。

その他の写真

無人航空機の開発について、中国は一貫して秘密を厳守している。しかし最近、中国の無人航空機に関する報道が増加しており、これは開発に対する強い意欲を示しているだけでなく、無人航空機の技術を国外へ販売したいという欲望の現れとも見られている。

中国はすでに国際航空ショーなどで無人航空機の原型機を展示している。6月に開催されたパリ航空ショーで新型無人航空機を公開するなど、今後の国際市場への参入を視野に入れた活動を行っている。ただし、中国側の軍事技術情報に対するガードは固く、無人航空機が実際にいつから生産・実用されるかについては明らかになっていない。

また、中国問題研究家は「過去数年、中国の無人航空機の開発速度はいかなる国も追いつけないほどである」と語り、「中国の主要武器製造メーカーは無人航空機の専門研究開発センターを持っている」と分析している。

一方、中国のある航空機設計者は「米国でも武器搭載可能な無人航空機はそれほど多くない。中国はこの隙間を利用しようとしている」と話す。中国はパキスタンや中東、アフリカ諸国への無人航空機の販売を計画しており、国際市場を照準にして行く方針であるという。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携