「ピータンは気色悪い食べ物ではない!」中国企業が米CNNに謝罪を要求―中国

Record China    2011年7月7日(木) 9時58分

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4日、米CNNが「世界で最も気色悪い食べ物」に中国の伝統食品ピータンを選んだことに腹を立てた中国の健康食品企業が、謝罪を求める抗議文をCNNに送った。写真はピータン。

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2011年7月4日、米CNNが「世界で最も気色悪い食べ物」に中国の伝統食品ピータンを選んだことに腹を立てた中国の健康食品企業が、謝罪を求める抗議文をCNNに送った。5日付で湖北省のニュースサイト・荊楚網が伝えた。

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CNNに謝罪を要求しているのは湖北神丹健康食品有限公司。劉華橋(リウ・ホアチアオ)理事長が社員3000人を代表する形で抗議文を送った。抗議文では、アヒルの卵を熟成させて作るピータンは中国人民の偉大な発明で、数百年の歴史を誇り、中国および世界各地の20億の消費者に深く愛されてきたと説明。

また、新鮮なアヒルの卵を熟成させるとコレステロールが20%以上も減少し、タンパク質と脂質に分解され、人体に吸収されやすくなる。中国の伝統医学では、ピータンは涼性の食べ物で身体を冷やす作用があり、肺や腸の不調や下痢を治し、酔いざましの効果もあるとされ、ケンタッキーではピータン入りのおかゆが人気商品となっている、と強調した。

このほか、CNNがピータンを「世界で最も気色悪い食べ物」に選んだのは科学的根拠がなく、審査員もピータンを食べたことがないため、その良さが分からなかったと指摘。他国の伝統食品に対し、あれこれ文句をつけ貶めることは、彼らの無知と傲慢さからきている、他国の文化に対する冒涜(ぼうとく)だ、と批判した。

その上で、ランキングの結果を取り消し、中国および世界各地のピータン消費者に謝罪するよう求めた。(翻訳・編集/NN)

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