北京・上海間高速鉄道開通=強力なライバルに航空業界は大幅値下げで対抗―中国紙

Record China    2011年6月30日(木) 10時54分

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30日、北京・上海間高速鉄道が正式開通する。競合する航空会社は6割引きという大幅な値引きで対抗する姿勢を見せている。写真は27日、南京駅に停車した北京・上海間高速鉄道車両。

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2011年6月30日、北京・上海高速鉄道が正式開通する。競合する航空会社は6割引きという大幅な値引きで対抗する姿勢を見せている。29日、新京報が伝えた。

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北京・上海間高速鉄道の料金は、最も安い二等席で555元(約6930円)。航空機と比べほぼ半額という安さだ。時間も時速300キロ編成で4時間48分、遅延が多い航空機と十分に対抗できるレベルだ。6月は大雨が続いたこともあって、北京・上海間シャトル航空便は遅延が相次いだ。5月の定時率も63%と低い。

新たに出現したライバルとの争いで、劣勢に立たされている中国航空会社だが、大幅な値引きで対抗する動きを見せている。7月の北京・上海間チケットは5〜6割引という安さで、65%オフの400元(約5000円、燃料税別)というチケットも登場した。

今後も争いは激化していくが、一方で連携して相互の利益を図る動きもある。東方航空は航空便、とりわけ国際便で上海にやってきた旅客が高速鉄道で長江デルタ地域を移動する際の航空と鉄道の連携を摸索。短距離便を減便する計画を検討している。(翻訳・編集/KT)

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