台湾への本土観光客の“べからず集”、トップは「毛主席万歳と言うべからず」―新華社

Record China    2011年6月27日(月) 15時1分

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28日、台湾では中国人観光客に対する個人旅行を解禁する。これに先駆けて、中国国営新華社通信は台湾観光の注意事項を綴ったコラムを掲載した。写真は中国・陝西省延安市。中国では共産党革命にちなんだ場所が人気の観光地となっている。

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2011年6月28日、この日より、台湾では中国人観光客に対する個人旅行を解禁する。これに先駆けて、中国国営新華社通信は「中国本土の友人が台湾を訪問するにあたり、すべきではない10の事柄」として、台湾観光の注意事項を綴ったコラムを掲載。シンガポール紙・聯合早報が26日付でこれを紹介した。

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毛沢東主席万歳と言うべからず」―これが、最も避けるべきこととして挙げられた。中国本土出身者にとって毛沢東語録の暗唱は日常と化しているが、台湾人にとっては非常に奇怪な印象だと注意を促している。「ほんの狭い海峡を隔てただけの中国と台湾ではあるが、その風土や文化・生活事情は異なっており、台湾人は時事問題や政治を語ることを好まない」とも補足した。

その他の9項目は、「お手洗い使用時は個室のドアを閉める」「本土訛りまるだしでしゃべらない(※訳注:正確には、中国北部で広く話されている “アル化音”―語尾で舌を巻く―を話さない)」「華美な服装よりも身だしなみに留意」「大声でがならない」「時間を守る」「運転時、みやみにクラクションを鳴らさない」「道端や公共の場所にゴミを捨てない」「がっついた食べ方をしない」「カラオケでは甲高い声で歌わない」となっている。

なお、コラムは署名記事ではないが、これを紹介した聯合早報は、「台湾人が中国人観光客にしてほしくないことを反映しているのだろう」としている。(翻訳・編集/愛玉)

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