高級品市場をけん引する中国人観光客、米国だけが恩恵にあずかれず―米華字紙

Record China    2011年6月24日(金) 14時14分

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23日、中国人観光客は高級品消費者層の中で重要な存在になっているが、米国はビザ発給に時間がかかることから、その恩恵にあずかれていないという。写真はニューヨークのタイムズスクウェア。

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2011年6月23日、米華字紙・僑報によると、中国人観光客は高級品消費者層の中で重要な存在になっているが、こうした変化の中で米国の小売業者は自分たちだけが蚊帳の外に置かれているような印象を覚えているという。中国新聞社が伝えた。

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米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は21日、米国観光協会の統計から、2010年に海外旅行に出かけた中国人のうち、ヨーロッパを訪れた人が38%を占めたのに対し、米国を訪れた人はわずか13%だったと伝えた。しかし米国を訪れた中国人は1人当たり平均6000ドル消費しており、これは英国人観光客の1人当たり平均消費額の2倍以上になる。

こうした違いが生まれる原因は、米国のビザ発給に時間がかかりすぎるためだと米国の小売業者たちは考えているという。米ファッションブランド、ラルフ・ローレンにも「高級品の多くでヨーロッパや他の国が中国人を相手に販売を伸ばしているのに、われわれには何の恩恵もない」との見方があり、国にビザ発給の迅速化を求めていることを同社COOが明かしている。(翻訳・編集/岡田)

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