Record China 2011年6月24日(金) 8時19分
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21日、中国人ブロガー、徐浩然氏が「中国人は食事の時、なぜ個室が好きなのか?」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は中国の4つ星ホテル内にあるレストランの個室。
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2011年6月21日、中国人ブロガー、徐浩然(シュー・ハオラン)氏が「中国人は食事の時、なぜ個室が好きなのか?」と題した記事を中国のブログサイト・新浪博客に掲載した。以下はその内容。
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香港・台湾に頻繁に出張に行かれる皆さんならお気付きかもしれない。同じ中華の血が流れ、同じ文化の薫陶を受けているにも関わらず、中国本土の人間とは生活上の習慣が大きく異なることを。例えば、中国本土の人間は食事の際、個室で食べたがる。一方の香港・台湾の人々は適当に街中のレストランで済ますことがほとんどだ。どんなに社会的地位が高い人でもわざわざ個室を予約しようとは思わない。
なぜこのような違いが起きるのだろうか?中国本土の人間が個室好きな理由を以下にまとめてみた。まずは、お客様を招待するため。個室の方が話しやすいし、正式な感じがする。相手に対する誠意という意味合いが強い。次に、内緒話がしやすいこと。家族以外に聞かれたくない話題の時はもってこいだ。中国人は基本的に家族以外に大事な話はしたがらない。
また、時には腐敗の目隠しにもなる。中国本土の人間も全員が個室で食べるわけではない。値段が高いため、出稼ぎ農民などは特別な事情がない限りそんな機会もないだろう。だが、公務員は違う。自腹を切らなくて良いため、個室は当たり前。その方が公費を湯水のように使う姿が見られなくて済むからだ。
そして、何といっても個室はステータスの象徴だ。個室はある程度高級なレストランにしかない。ここで食べることにより、「食べる」という本能的な行為が崇高なものへと変化する。中国本土の人間の多くはこうした体面を非常に重視する。要するに、個室は秘密を盗み聞きされるのを防ぎ、面子を保つためのものだということだ。皆さんはどう思われるだろうか?(翻訳・編集/NN)
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