8割が資産運用に貯蓄を選択、投資は依然として不動産がトップ―中国

Record China    2011年6月20日(月) 4時46分

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16日、中国人民銀行(中央銀行)は「2011年第2四半期預金者アンケート調査報告」を発表。貯蓄傾向が依然として高く、投資意欲は低下した。資料写真。

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2011年6月16日、中国人民銀行(中央銀行)は「2011年第2四半期預金者アンケート調査報告」を発表した。貯蓄傾向が依然として高く、投資意欲は低下。貯蓄を選んだ回答者のうち、41%は「債券、株式、ファンドなどへの投資」からの転換だった。7日付で上海証券報が伝えた。

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投資対象については、前回調査時(第1四半期)よりも2.8ポイント低下したものの「不動産」を選択した回答者が最も多く22.2%。続いて「ファンドなど財テク商品」が21.9%、「債券」が13.2%、「株式」が11%だった。

不動産価格に関しては、74.3%が「高すぎて受け入れられない」と回答し、前回調査時と同様の傾向を示した。今年下半期の不動産価格の推移については、「現状維持」(34.2%)、「上昇(一旦下落後の上昇を含む)」(25.9%)、「下落(一旦上昇後の下落を含む)」(18.9%)となり、政府の各種対策にもかかわらず下落を予想した割合は限定的だった。また、3カ月以内に不動産の購入を考えている人は14.6%で、前回調査時より0.8ポイント低下した。

一方、各種消費予定項目の中では、「自動車購入」が13.2%と引き続き高い割合を占めた。「高額商品購入」(25.9%)と「旅行」(29.6%)は前回調査時よりそれぞれ0.2ポイント、0.8ポイント上昇した。(翻訳・編集/HA)

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