「妊婦の夫が殴り殺された」、ネットに“デマ”書き込んだ人物を当局が逮捕―広東省増城市

Record China    2011年6月16日(木) 14時8分

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15日、広州市公安局は、同市新塘鎮大敦村で出稼ぎ労働者による暴動が起きた際、「妊婦の夫が殴り殺された」などのデマを流した人物を逮捕したと発表した。写真は昨年11月、広州アジア大会の開幕を控え、武装警察官のパトロールが強化された広州市。

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2011年6月15日、広州市公安局は公式マイクロブログで、同市新塘鎮大敦村で出稼ぎ労働者による暴動が起きた際、「妊婦の夫が殴り殺された」などのデマを流した人物を逮捕したと発表した。16日付で南方日報が伝えた。

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暴動は10日夜、路上で夫と衣類を販売していた四川省出身の女性が、これを撤去するよう命じた治安要員に暴力を振るわれたことがきっかけで起きた。女性が妊娠していたことから、出稼ぎ労働者たちの不満が爆発したとみられる。当局は「死者はゼロ」と発表しているが、ネット上では「妊婦の夫が殴り殺された」などの噂が広まっていた。

発表によると、逮捕された陳容疑者はすでに「ネット上にデマを流布した事実」を認めている。同公安局はさらなる調査を進めるとともに、「デマを流布するなどの方法で公共秩序を乱す者には法的責任を負わせる。市民やネットユーザーの皆さんはデマを信じないで下さい」と呼び掛けている。(翻訳・編集/NN)

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