2011年5月28日、韓国紙・朝鮮日報は記事「金正日、中国の改革開放を称賛も＝実際には“有言無行”」を掲載した。

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北朝鮮の金正日総書記は中国を訪問するたびに、改革開放路線に興味があるような言動を示す。そのたびに、「すわ、北朝鮮が路線変更か」と騒がれるが、いつも言葉だけ実行に移されたことはない。

今回の訪中でもそれは変わらない。中国との共同開発が決まった鴨緑江の黄金坪、そして羅先市でどのような新政策が打ち出されるかが注目を集めていたが、研究者は「最大でも（国境部の）鉄条網撤去にとどまるだろう」と冷ややかに見ている。以前の開城工業団地や金剛山観光と同程度の施策であり、北朝鮮の体制に大きな影響を与えるものではない。（翻訳・編集/KT）