原発関連予算に1.5億元、日中韓首脳会談でも原発問題が主要テーマに―中国メディア

Record China    2011年5月13日(金) 16時56分

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12日、中国の2011年度の環境保護関連予算が約12億7412万元(約159億2700万円)となったことが分かった。写真は泰山原子力発電所。

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2011年5月12日、中国環境保護部によると、中国の2011年度の環境保護関連予算が約12億7412万元(約159億2700万円)となったことが分かった。中国新聞社が伝えた。

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原子力発電の安全に関しては1億5000万元(約18億7500万円)が割り当てられており、うち1億元(約12億5000万円)は全国の放射性物質の観測など安全の監督・管理に、残りの5000万元(約6億2500万円)は原発施設の技術的な検査などに充てられる予定。

また、中国紙・新聞晨報は、今月21、22日に東京で開かれる日中韓首脳会談では原発の安全問題が議論の中心になると報じた。会談では共同声明を発表する可能性が高いとし、「3国のいずれで原発事故が発生した場合においても、その状況と関連対策について直ちに通知し合う情報共有システムの確立」「放射性物質に関する食品安全基準などについての定期的な専門家会議の開催」などの内容になるとしている。

このほか、東南アジア共同防災システムの構築についても議論されるとし、災害発生時の緊急救助チームの派遣や支援物資提供システムの確立、情報共有体制の強化などについても話し合いが行われるとの見方を示した。(翻訳・編集/HA)

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