日本卓球界が自国選手の育成を強化、「中国超え」狙う―中国メディア

Record China    2011年5月13日(金) 8時55分

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12日、卓球で世界中の多くの国が中国の「海外部隊」に頼っている中、日本だけは自国選手の育成に力を入れていると中国のスポーツ専門サイトが報じた。写真は世界選手権個人戦第4日の11日、シングルス3回戦で中国選手に敗れた福原愛。

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2011年5月12日、中国のスポーツ専門サイト・新浪体育は、卓球で世界中の多くの国が中国の「海外部隊」に頼っている中、日本だけは自国選手の育成に力を入れていると報じた。

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小山ちれから偉関晴光、韓陽、吉田海偉まで、中国の「海外部隊」は過去20年間、日本で重用され続けてきた。2008年、韓陽は日本代表選手として北京五輪に出場、2009年、吉田海偉は世界選手権横浜大会で日本人男子唯一の8強入りを果たしている。ところが、吉田らが次の五輪や世界選手権への出場を願った時、「日本人はもう世界大会で自分たちを必要としていない」ことを悟った。日本出身の選手たちが台頭してきたのだ。

ここ数年の日本選手の進歩は目覚ましい。女子は福原愛、平野早矢香、石川佳純などが活躍し、男子は新星・水谷隼が何度も中国のトップ選手の1人である王皓(ワン・ハオ)や馬琳(マー・リン)を破っている。松平健太や丹羽孝希も馬琳を手こずらせたことがある。こうした選手の台頭が中国の「海外部隊」を後方へ追いやった。彼らはコーチなどに回り、日本選手の育成にあたっている。

中国卓球界の第一人者、劉国梁(リウ・グオリアン)氏は公の場で何度も「日本男子はあと10年で中国男子の最強のライバルとなる」と述べている。偉関晴光もこれと全く同じ見方を示している。(翻訳・編集/NN)

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