世界一の造船大国に、新規受注量のシェア半数占める―中国

Record China    2011年5月10日(火) 8時59分

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8日、中国の造船新規受注量はシェアの半数を占め、世界一の造船大国となっている。写真は湖北省宜昌市の造船所。

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2011年5月8日、人民日報は中国の造船・海運業界の躍進を報じた。中国は2010年、造船業界で世界一に踊り出ただけでなく、これまで長期にわたって港湾貨物やコンテナ取扱量は7年連続、水産品の総生産量は約20年連続で世界一を保っている。

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中国の2010年の新造船建造量は6560万載貨重量トン(世界の43%のシェア)、新規受注量は7523万載貨重量トン(同54%)、手持ち工事量は1億9590万載貨重量トン(同41%)で、いずれも世界一となった。

しかし、中国造船業界では「技術レベルなどにおいて先進国との差はまだ大きく、造船強国とは言えない」と認識しているという。中国工業情報化部装備工業司の李東(リー・ドン)副司長は「造船業界の創造能力や生産効率、関連産業などの発展を促していく。特にハイテクを駆使した船舶や海洋プロジェクト設備の取り組みに注力し、第12次5カ年計画(2011〜2015年)期間末までには中国を世界の造船強国としたい」と語っている。(翻訳・編集/HA)

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