「紅色ビジネス」で国威発揚を=中国共産党、結成90周年控え―英メディア

Record China    2011年5月6日(金) 14時21分

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3日、今年7月の結成90周年を控え、中国共産党が“紅色ビジネス”の振興に力を入れている。写真は江西省井崗山にあるかつての毛沢東住居。

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2011年5月3日、英デイリー・テレグラフ紙などによると、今年7月の結成90周年を控え、中国共産党が紅色ビジネスの振興に力を入れている。国旗の赤をイメージカラーにして、観光産業の拡大、関連書籍や記念品の販売で、党の求心力向上と国威発揚を狙う。中国関連の海外報道を紹介する中国のニュースサイト・参考消息が伝えた。

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党が特に力を入れているのが、革命ゆかりの地に観光客を誘致する紅色観光だ。中国国家旅行局は全国10地域を「紅色観光拠点」に指定。関連の名所旧跡20カ所、景勝地域100カ所を選定した。中国政府によると、紅色観光拠点への訪問者数は現在、年間50%増のペースで伸びている。6月には毛主席の出生地・湖南省で「紅色観光文化フェスティバル」を開催。革命の聖地・延安では、国共内戦を再現したショーも予定されている。

このほか、党結成当時に着用されていた革命服の販売や、毛主席が好んだ紅焼肉を“革命食品”と命名するアイデアも。紅色ビジネスは雇用200万人を生み出し、経済効果は年間100億元(約1237億円)に達するとの試算もある。(翻訳・編集/AA)

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