北部の広い範囲で黄砂を観測=北京市の大気汚染は今年最悪を記録―中国

Record China    2011年5月1日(日) 14時57分

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30日、中国北部の広い範囲は黄砂に覆われた。粒子状物質(PM10)の濃度も今年最悪を記録するなど深刻な大気汚染も観測されている。写真は30日、黄砂に覆われた北京市。

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2011年4月30日、中国北部の広い範囲は黄砂に覆われた。粒子状物質(PM10)の濃度も今年最悪を記録するなど深刻な大気汚染も観測されている。30日、中国新聞網が伝えた。

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29日、モンゴルおよび中国の内モンゴル自治区に砂じんが発生。上空の風に乗った黄砂は翌30日、北京市など中国北部に到達した。華北地方の大部分が砂じんに覆われたが、その面積は今年最大となった。

また北京市の大気汚染測定では深刻な汚染が確認された。万里の長城で知られる八達嶺で1立方メートルあたり360マイクログラムのPM10が観測された。延慶県では最大1200マイクログラムを記録するなど今年最悪の数値となった。

気象専門家は、老人と子ども、とりわけ心肺系に病気を抱える人は外出を控えること、家でも窓をなるべく空けないようにするべきと呼びかけている。気象局は5月1日には黄砂は消えると予測している。(翻訳・編集/KT)

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