日本の震災が中国に輸出をもたらす、アジア域内の部品輸出シェアをめぐる戦い―英紙

Record China    2011年4月24日(日) 15時27分

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22日、フィナンシャル・タイムズ中国語電子版は記事「日本の震災が中国に輸出をもたらす」を掲載した。世界的な工業地域として東アジア・東南アジアが台頭する中、部品輸出をめぐる各国の争いが激化している。写真は山西省長治市のLED製品組立工場。

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2011年4月22日、フィナンシャル・タイムズ中国語電子版は「日本の震災が中国に輸出をもたらす」と題した記事を掲載した。

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現在、多国籍企業は生産ラインの分割化を進め、より生産コストが安い国への移転を進めている。東アジア、東南アジアの新興国は移転先として最大の候補だ。21世紀が始まって10年、アジアの新興国は急速な成長を続け、日本やドイツなど伝統的な部品輸出国のシェアを奪っている。

2000年以来、中国の部品輸出は3倍に、ベトナムは5倍に成長した。台湾、インドネシア、フィリピンを除くアジアの新興国・地域は、年5%以上の部品輸出増を確保している。東アジア新興国の部品輸出は過半数が地域内に向けてのもの。今、東アジアと東南アジアは巨大な生産ネットワークとして融合しつつあり、地域内で完成した安価な製品は世界に輸出され、消費者に大きな便益をもたらしている。

新興国の部品輸出産業の成長が続く中、日本企業は劣勢に立たされており、今後も長期間にわたる戦いを強いられるだろう。しかし、まず現在の震災に立ち向かわなければならない。(翻訳・編集/KT)

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