ドキュメンタリー映画祭が突然の中止、官制メディアは「空気の緊張」が理由と報道―北京市

Record China    2011年4月23日(土) 15時32分

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21日、北京・宋庄の芸術家村で開催予定だった中国ドキュメンタリー映画交流ウィークの中止が突如発表された。中止の理由は不明だが、官制メディアは「空気の緊張」と報じている。写真は宋庄の芸術家村。

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2011年4月21日、北京・宋庄の芸術家村で開催予定だった中国ドキュメンタリー映画交流ウィークの中止が突如発表された。米華字ニュースサイト・多維ニュースが伝えた。

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中国ドキュメンタリー映画交流ウィークは2004年から7年連続で実施されているが、第8回目となる今年の中止が突如決まった。公式サイトには「5月1〜7日に予定されていた第8回中国ドキュメンタリー映画交流ウィークは事情により中止となりました」との告知が掲載されている。

中止の理由について、官制メディアである環球時報は、「空気の緊張」と報じている。反政府抗議集会「中国ジャスミン革命」の呼びかけや、アーティストの艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏をはじめとする人権活動家の相次ぐ拘束・失踪に配慮した可能性が高い。

中国ドキュメンタリー映画交流ウィークでは、徐辛(シュー・シン)監督の新作ドキュメンタリーも発表される予定だった。同監督の代表作「Karamay」は1994年にウルムチ市の劇場で起きた火災を描いたもの。323人の死者を出した惨事だが、共産党幹部が先に脱出し、取り残された子どもたち288人が死亡したとも伝えられる。(翻訳・編集/KT)

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