東日本大震災後初となる日本ツアーが出発、目的地は沖縄と北海道―香港

Record China    2011年4月18日(月) 0時40分

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16日、香港から、東日本大震災発生後初めてとなる団体旅行ツアーが日本に向けて出発した。3つのツアーで合計70人以上が、沖縄と北海道に向かった。写真は成田空港の看板。

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2011年4月16日、中国新聞網によると、香港から、東日本大震災発生後初めてとなる団体旅行ツアーが日本に向けて出発した。3つのツアーで合計70人以上が、目的地の沖縄と北海道に向かった。

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記事によると、3つのツアーは日本旅行を主力とする香港の旅行社2社が企画。日本政府観光局(JNTO)香港事務所の田口一成所長が香港国際空港でツアー参加者らに感謝の意を込めて記念品を贈ったという。

ツアーを企画した旅行会社・縦横遊業務拓展のスタッフは、日本旅行ツアーの再開はいつかとの問い合わせが多く寄せられたのに加え、日本の多くの地域はすでに安全であることからツアーを再開した、と語った。ツアーの保険規約には、出発4日前までに渡航先で震度5以上の自身が発生し日程に影響を及ぼす場合は、旅行費用全額を返金するとの条項があるという。加えて、添乗員やガイドは毎日ツアー参加者に日本の地震情報を提供することになっているという。

北海道ツアーに参加した旅行客は、「北海道は福島から遠く、心配はいらない」と話した。「日本ツアーに参加することによって、日本を応援していることを示したい」と話す旅行客も。香港では4月末からイースター休暇が始まるが、休暇中の日本ツアーは前年比約半分の30〜40組にとどまっており、旅行各社の収益も3〜4割減が見込まれている。(翻訳・編集/津野尾)

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