<続報>空港で留学生息子に刺された母親、助けようとしたのは外国人だけ―上海市

Record China    2011年4月13日(水) 12時47分

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11日、上海に一時帰国した日本留学中の中国人留学生が空港で母親をナイフで刺し、重傷を負わせた事件で、刺された直後の様子を撮影した動画が公開された。倒れた母親を介抱したのは外国人だけだった。写真は事件現場となった上海虹橋国際空港。

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2011年4月11日、上海に一時帰国した日本留学中の中国人留学生が空港で母親をナイフで刺し、重傷を負わせた事件で、刺された直後の様子を撮影した動画が公開された。12日付で地元ニュースサイト・新民網が伝えた。

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血を流し倒れている母親の傍には1人の外国人が付き添っているだけだった。事件のあった上海虹橋国際空港には当時、大勢の旅行客や見送り、出迎えの人がいたが、母親の止血をしながら大声で助けを求めていたのは、リュックサックを背負った旅行客と見られる若い外国人男性だった。男性は左手で母親の傷口を抑えながら、右手で頭を支えている。動画は43秒に及んだが、母親の身体が力をなくしていく様子が分かる。

撮影したのは現場を通りかかった中国人男性。彼によると、その後もう1人の外国人男性が駆け寄ってきて、母親の両足を支えるなどしていた。なぜ、2人の外国人以外、誰も助けに行かなかったのか?との問いには「他の人の考えは分からないが、自分はどうやって助けて良いのか分からなかった。手を出して症状が悪化したらいけないと思った」などと話した。

その後、2人の外国人は母親が救急隊に搬送されるのを見送り、その場を立ち去った。母親はこの時の迅速な応急手当てがなければ、命を落としていた可能性が高いという。これを知った母親は「捜し出してお礼が言いたい」と話している。母親は日本から一帰国してきた息子を空港まで出迎えた際、「仕送り額が足りない」と怒り出した息子と口論となり、息子に果物ナイフで刺された。(翻訳・編集/NN)

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