海軍重視の戦略で世界の海洋軍事大国めざす中国―米海軍学会

Record China    2011年4月11日(月) 11時30分

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9日、中国は世界的な軍事戦略の流れに逆らい、陸軍重点型の軍事戦略から海軍重視に転換。陸上だけでなく海上での大国をめざしている。米海軍研究機関が指摘した。写真は中国の海軍士官学校。

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9日、アメリカ海軍学会(ネーバル・インスティチュート)会報4月号は、中国が海洋軍事大国への道を突き進んでいるとの論文を掲載した。環球時報が伝えた。

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欧米諸国が海軍の軍事力を縮小させる傾向の中、中国は海軍増強に努めている。過去6世紀にわたり、中国がその目を内陸に向けている間、欧州の列強諸国は圧倒的な海洋軍事力でその影響力を世界に広めた。歴史学者は「中国は海洋軍事を軽視してきた」と指摘する。冷戦時代、中国の海軍戦略は米国のけん制を受けた。中ソ関係の悪化にともない、中国海軍の役割は1988年まで単なる陸軍のサポート役でしかなかった。

現在、中国は真の戦闘能力を備えた海軍の構築を、ここ数世紀で初めて推し進めている。冷戦終結後、中国は主要な軍事戦略を陸上から海上に転換。米国が後ろ盾になっている台湾独立勢力に対抗するため、中国共産党は軍事政策史上初となる「海軍の全面的近代化」を目標に掲げている。

過去に多くの国々が海洋大国をめざして失敗、大きな代償を支払う結果となった。中国の海軍増強は世界の流れに逆らうものだが、現在の中国には過去の国々が有していなかった「着実に発展する海洋経済や活気ある造船業界、ほぼ解決した隣国との領土問題、指導者層の積極的支持」がある。中国は歴史的教訓を取り入れ、2000年に一度の軍事戦略転換を成功に導こうとしている。(翻訳・編集/本郷)

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