「出生前検査」の普及目指す、先天性障害児の出生率を抑えるため―中国

Record China    2011年4月7日(木) 11時26分

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5日、中国の国家人口計画生育委員会は出生前検査を普及させ、先天性障害児の出生率を極力抑える方針を示した。写真は07年3月、北京の産婦人科病院を検査のため訪れた妊婦たち。

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2011年4月5日、中国の国家人口計画生育委員会は出生前検査を普及させ、先天性障害児の出生率を極力抑える方針を示した。6日付で国際在線が伝えた。

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同委員会の方針を受け、北京軍区総医院付属八一児童医院に国家級の「先天性障害児診断・研究センター」が開設された。同センターは各省(市)の先天性障害児の治療を行うほか、全国範囲で先天性障害児の原因を調査したり、リスクや予防効果を研究したりする。

中国では近年、先天性障害児の出生率が上昇傾向にある。同センターの何(ホー)主任は正確な統計ではないとしながらも、先天性障害児が生まれる確率は約1000人に4人だと述べた。そのうち、先天性心臓疾患、口唇裂症、四肢障害、知的障害が最も多くみられる。

今年、31省(区・市)220カ所で先天性障害児の出生を予防するプロジェクトが試験的に始まった。夫婦は240元(約3100円)払えば出生前検査が受けられるという。(翻訳・編集/NN)

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