「北京の空気の質は悪化していない」米メディアの報道に反論―北京市環境保護局

Record China    2011年4月2日(土) 14時31分

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31日、北京市環境保護局の杜少中・報道官は、「北京五輪期間中に改善された空気の質が1年後には早くも悪化を始めた」とする米メディアの報道に反論した。写真は今年2月の北京。

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2011年3月31日、北京市環境保護局の杜少中(ドゥ・シャオジョン)報道官は、「北京五輪期間中に改善された空気の質が1年後には早くも悪化を始めた」とする米メディアの報道に反論した。新華網が伝えた。

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30日付米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは全米経済研究所(NBER)の研究報告を引用し、「中国政府は北京五輪期間中に北京市の空気の質を30%向上させることに成功したが、五輪閉幕から1年後には約60%の改善成果を失った」と報じた。

これに対し、杜報道官は同局の観測データを示しながら、「五輪期間中、北京の空気の質は各汚染物質が50%以上消滅した。記事で報じられた30%というのはどこから出てきた数字なのか」と否定。さらに、「五輪閉幕後に約60%の改善成果を失った」としたことに、「事実と異なる」と反論した。

北京市環境保護局は、五輪閉幕後の2009年は年間を通じて空気の質が合格水準に達した日が285日に達し、2008年の五輪開催年より11日多かったとしている。(翻訳・編集/NN)

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