シカゴの高速鉄道など、インフラ分野での中国参入を歓迎―米国

Record China    2011年3月25日(金) 14時56分

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22日、米シカゴ市のリチャード・M・デイリー市長が5度目の訪中を行った。一般企業や商工業分野の団体代表者が多数同行しており、中国企業による投資を促進するために各都市を歴訪する予定だという。写真は北京と上海を結ぶ京滬高速鉄道の建設中の線路。

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2011年3月21日、米シカゴ市のリチャード・M・デイリー市長が5度目の訪中を行ったことを受け、「シカゴ-中国フレンドシップ・イニシアティブ(Chicago-China Friendship Initiative)」と銘打った両者の関係強化と投資拡大を図るプロジェクトが北京でスタートした。北京晨報が22日付で伝えた。

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米国第3の都市・シカゴはデイリー市長が“米国の心臓”と例えているように交通の要衝であるとともに、国内第2の金融都市、米国中西部のビジネスセンターとなっていることから、米国で計画されている高速鉄道網の建設でも中心となっている。デイリー市長は同市が「ハイテク産業や製造業への投資を重視している」とし、鉄道をはじめとするインフラ分野への投資を中国にも開放する意向を示した。つまり、中国企業にとっては最も参入しやすい米国の都市となっている。

デイリー市長の訪中には一般企業や商工業分野の団体代表者が多数同行しており、経済や貿易の中心地である北京や香港、北部の重要港湾都市・天津、食品やアパレル産業のめざましい杭州、内陸農村部の玄関口・重慶などを歴訪し、中国企業の積極的招致にあたる予定だという。(翻訳・編集/岡田)

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