テムズ川を中国軍空母が遡上する日、来ないとも限らず!中国が制海権を握ると―英紙

Record China    2011年3月9日(水) 18時0分

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5日、英紙デイリーメールは、記事「中国の空母はいつテムズ川に進入するのか?」を掲載した。中国に制海権を渡せば、欧米の没落につながると警告している。写真は中国・福建省アモイ市在住のデザイナー・羅さんが制作した紙製空母。

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2011年3月5日、英紙デイリーメールは、記事「中国の空母はいつテムズ川に進入するのか?」を掲載した。8日、環球時報が伝えた。以下はその抄訳。

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アフリカにまで到達した鄭和の大航海から600年。中国はソマリア海賊を取り締まるため、再びアフリカにやってきた。もっとも、まったく同じ歴史が繰り返されることはない。鄭和の時代には中国人はアフリカについて全くの無知だったが、今ではアフリカ最大の貿易パートナー。数十万人の中国人が働いている。

先日はリビアからの中国人脱出を支援するため、中国のミサイル駆逐艦「徐州号」がスエズ運河を越えた。もちろんこれには中国の国力を誇示し、新たな盟友を探す意味も込められていただろう。中国は中東革命の最大の勝者となり得る。数十年後、「徐州号」の公海は、東西のパワーバランスが東に傾いていった象徴的事件と評価されているかもしれない。

15世紀の中国の支配者は鄭和の大航海を終わらせることを決めた。莫大な予算がその理由だった。インド洋から中国が去った後、ヴァスコ・ダ・ガマの航海をきっかけにポルトガルの艦隊が進出。ついには中国を訪問するようになり、東アジアの貿易圏は欧州人が手にすることになった。

この教訓を忘れるべきではない。西側は簡単に制海権を手放すようなことがあってはならないのだ。もしそうしなければ、中国の空母がテムズ川へ進入するその日も、そう遠くないのではないか。(翻訳・編集/KT)

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