<NZ地震>日本人多数も不明の語学学校の被災時の状況、中国人生還者が明かす

Record China    2011年3月2日(水) 15時22分

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28日、中国新聞網は、ニュージーランド地震で被災した中国人留学生・劉宏玲さんに関する記事を掲載した。劉さんは、多くの日本人留学生が行方不明となった語学学校に留学していた。写真は行方不明になった中国人留学生の家族。現地を訪問した。

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2011年2月28日、中国新聞網は、ニュージーランド地震で被災した中国人留学生・劉宏玲(リウ・ホンリン)さんに関する記事を掲載した。劉さんは、多くの日本人留学生が行方不明となった語学学校「キングズ・エデュケーション」に留学していた。

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2月22日、ニュージーランド南島クライストチャーチ市を地震が襲った。語学学校「キングズ・エデュケーション」が入居するCTVビルが倒壊。約120人が巻き込まれたと推定されている。すでに50人弱の遺体が発見された。

語学学校には多くの日本人、中国人留学生が通っていたと見られる。25日、在ニュージーランド中国大使館は、中国人の行方不明者数は26人と発表した。北京市から来た留学生・劉宏玲さんも「キングズ・エデュケーション」に通っていた留学生の1人。そして倒壊したCTVビルから生還した初の中国人留学生となった。

地震が起きた時はビル4階の食堂にいた。周囲には十数人の日本人留学生がいたという。突如、激しい揺れを感じたかと思うと、周囲のものが粉々になり落下したと話している。幸運にも積み重なったコンクリートのすき間に落ちたことで、大きな怪我はなかった。すき間から光が見える方向にはっていき、自力での脱出に成功した。(翻訳・編集/KT)

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